FXをして破産することはあるのか

FXとは外国為替証拠金取引のことで、証拠金を預けて日々市場で変化する外国通貨を売買することでその差益を得ようとする金融商品です。証拠金取引ですので少ない資金からスタートすることができる反面で、ハイリスク・ハイリターンな金融商品とされます。このハイリスク・ハイリターンからFXはリスクの高い金融商品というイメージがありますが、内容をよく知れば失われる金額は限定的といえます。FXのメリットとしては、少ない資金からスタートすることができるため最低5万円程度から始めることができます。

株式投資でも5万円程度で購入できる銘柄もありますが、手数料が高く値動きもわずかですので利益を得るのが難しいものといえますが、FXでは手数料が安く、証拠金取引ですので数倍から十数倍の取引が可能なので、容易に利益を得ることが可能です。ただし容易に利益を得られるということは損失も容易に出るということになります。このため証拠金に対して評価格のマイナス額が上回らないようなシステムが導入されており、自動的に強制決済されることになります。このため証拠金以上の損失は出ない仕組みになります。

このため取引に失敗しても証拠金を失うことで借金をして資金を調達でもしていなければ破産するようなことはありません。ただしFXで注意すべきは税金になります。確定申告で確定した税金は必ず支払わなければならず、確定後に大幅な損失を出したとしても免除されることはありません。また税金を理由に破産することは法的に認められません。

このため税金が確定した時点で税金分のお金は別に用意しておく必要があります。