FXの代表的な分析には2種類ありますが、一つはファンダメンタルズ分析であり、もう一つはテクニカル分析です。ただしデイトレードのような短期のFXなら、経済の基礎的条件を広くチェックするファンダメンタルズ分析はあまり役には立ちません。短期の売買なら相場の転換点を見極めることが重要になりますので、テクニカル分析のほうがより重要になってくるのです。ところでテクニカル分析を日本語に訳すとするなら、統計的分析という意味になります。
これは要するに、「為替とは最終的には需要によって決まるもの」という考え方に基づいた分析だと言えます。それゆえに過去の為替市場の値動きを振り返って、色々なデータを分析して統計的に今後の値動きを予測するのです。それは正に、短期のFX投資にこそ必要とされる分析と言えるでしょう。ちなみに、このテクニカル分析には絶対に欠かすことのできないツールがあります。
それがチャートと呼ばれているグラフです。チャートというのは、過去にあった実際の為替水準を図表化したものです。ただし為替の水準をシンプルに折れ線グラフにしたものだけではなくて、ローソク足と呼ばれる少し複雑なものまで様々な種類のチャートがあります。特にこのローソク足こそは、チャートで最も多く使われている優れものです。
このローソク足一つをチェックすれば、高値と安値と始値と終値の四つの値が簡単に分かるのです。このローソク足の詳細については、是非とも自分で勉強して身に付けておかなければなりません。
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