FXの市場取引と店頭取引って何?

日本にはくりっく365という取引所がありますが、実はこれは市場取引であり、日本で初めての公的な取引所です。FX会社ではレートが提示されていますが、会社によって微妙に為替レートが違うのは、それが店頭取引だからです。FX会社にはさまざまな注文が寄せられますが、必ずしもすべての注文を市場に流しているわけではなく、社内で相殺したり注文をかかえたりするのです。そのため会社によってレートが違ってくるわけです。

くりっく365の取引は各FX会社でも行うことができますが、この場合会社は注文の仲介をするだけであり、その注文は直接市場へと流されることになります。注意しなくてはならないのは、市場取引だから必ずしも安全というわけではないということです。過去には南アフリカランドが暴落し、多数の投資家がロスカットに巻き込まれる事件がありました。これはくりっく365に参加している金融機関が不適切なレートを提示したためとされており、一部の投資家は訴訟までしています。

くりっく365は店頭取引と比べると流動性にかけており、特に南アフリカランドはその中でもさらに流動性の低い通貨でした。流動性の低い通貨の取引をする場合、瞬間的に急騰したり急落したりすることがあるため、十分注意が必要です。先の南アフリカランドの事件では11.5円から3円近く下落しましたが、のちにレートが不適切だったことが認められました。くりっく365のマーケットのレートを構成する金融機関(マーケットメーカー)は6社しかありません。

マーケットメーカーは意図的に市場からかい離したレートを提示することは禁止されています。

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